【簡単DIY】初めての壁クロス張り替え-実践済み-

• 家が古くて直したい
• 業者は費用が高い
• ならば自分でやる。でも不安

こういった悩みの方へ実践をしたことをお伝えします。不安は多かったのですが終わってしまえばその不安は無駄に終りました。

現状の確認

今回は実家の壁クロスの張り替えをしました。築43年の建物でリフォームしたことがなく当然なから色々なところが痛んでおり特に壁紙は部屋の四面とも色が霞んでいたり、縮れていたり、剥がれていたり43年経てばそうなりますよねという状況でした。

業者に依頼しようとも思いましたが10万円と想像以上に高く調べていくとおよそ1万円で自分でできることがわかりました。やるしかないです。

準備するもの

項目	用途	参考
壁クロス	新規張り替え用 30m	通販で購入(9,980円)
なでハケ	空気を抜いて壁紙を貼り付ける	タオルで代用
竹ベラ	カットする壁紙の隅に折り目を付ける	物差しで代用
カッター	壁紙を切る	家にありました
次ベラ	壁紙を切る際のガイド	物差しで代用
ジョイントローラー	繋ぎ目の圧着に	ホームセンターで購入(1,200円)
三脚	高い壁面の作業時に	椅子で代用
ドライバー	コンセントのプレートを外す時	家にありました

■壁紙について

■壁紙の購入サイズについて

壁紙の横の長さについては92cmが主流のようです。必要な長さがどのくらいかについて計算しました。

我が家のケースでは

• 壁の横の長さ(部屋1周分1400cm)　→　1400cm÷92cm＝15枚
• 壁の長さ→ 235cm
• 235cm×15枚＝3525cm　✳︎窓やドア等クロスが必要ない所もあるので3000cmを購入。

壁紙を剥がす

最初の作業です。43年活躍してくれた壁紙に感謝しつつ思いっきり剥がしていきました。紙質がカサカサのため綺麗に禿げることなく、ボロボロ削って剥がしていきました。同時にコンセントのプレートやカーテンを外します。壁紙は細かく剥がれたため清掃が大変なこととなり床に養生シートを広げればよかったですと反省しました。

剥がした壁面に凹凸があればパテを塗り平にするのですが、特に凹凸がなかったので今回は省略し貼る作業に入りました。結論として見栄えよく綺麗に張れることができたので省略もありかと思います。

壁紙を貼る

ここからが緊張の作業です。斜めに貼ってしまわないか、ドアや窓・コンセント部分のカットは上手くいくか不安だらけです。まずは作業しやすいドアや窓がない一面壁だけの面から進めていきました。

下準備

・壁紙を垂直に張れるよう横幅90cm毎に垂直に鉛筆で線をひき貼る目安を作りました。

貼る

• 壁面上部に5cm程度余裕の長さを作りおおよその感覚で貼ります。
• まだ剥がせるので少しずつ垂直の線に合わせて貼り直しをします。
• 垂直が定ったら下に向かって貼っていきます。
• 一旦、貼り終えたら遠目から上下左右のバランスをみて必要に応じて微調整をします。
• タオルを使って壁面真ん中より左右上下に伸ばし空気を抜いていきます。

カットする

• 余分な壁紙をカット

• 折り目をしっかりとつけカットしやすい状況へ

• 壁面の上部、左右、下部の順でカット

• カットする際、角度を変えず一気にカットがコツ

1枚目を貼るのに2時間かかってしまいましたが、コツを掴むとスピードと出来栄えは上達し更に楽しくなります。

2枚目以降も同じ工程です。

1枚目と2枚目の繋ぎ目は5cm程度重なるように貼り、カット後ジョイントローラーで圧着していきます。繋ぎ目のカットはミスが許せないので息を止めてカットしました。最初の頃は角度を変えずにカットしていても曲ってしまい??でしたが、原因はカッターについたノリが切れ味を悪くしていました。カッターの刃はこまめに変えた方が良いです。

■コンセント部分のカット方法

コンセント部分の中央にカッターで×を入れます。更にプレート部分に沿ってカットしていき最後にプレートを付けて完成です。プレートを付けるのでカットが少しミスっても大丈夫

まとめ

やり始めたら最後までやらなくてはならないとドキドキしていましたが1枚目を貼り終えればペースがつかめ誰でも大丈夫だと思います。壁が明るい白に変わり雰囲気もよくなりました。

我が家の一例ですが、張り替えを考えている方へは「ぜひやって見てください」とオススメです。

• 思ったよりも上手にできた

• 壁紙を剥がすのに時間がかかった

• カッターの刃はこまめに変えた方がよい

• 準備する道具は家にあるもので代用、費用はおよそ1万円

• 作業日数　2日間　8畳×1部屋

• 実家では好評